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4月 申請主義の壁~年金・介護・生活保護をめぐって~

(著者・編者)山口道宏(ジャーナリスト、星槎大学准教授)(現代書館)
<読んだ経緯>
・湯浅さんの本などで自己責任と絡めて申請主義について語られていたので、新刊本の宣伝で本書を見つけて購入
<概要>
・はじめに」
 「申請主義には相反する2つの側面(①国民の自立・権利行使、②行政の受け身宣言)がある」「年金問題等で明らかになったのは、「知らされない」「躊躇させられる」「使えない」ということ」「行政が公僕に立ち返るには、後ろ暗い申請主義の壁を検証するのが緊喫の仕事」
・第1章「お上」のさじ加減で死ねるか
 「情報網にかからないまま餓死」「相談はあったけど申請はなかった」など
・第2章介護現場からのレポート
 「担当者があまりに失礼なので電話を切った」「映画生きるではないが、体の不自由な人の方が役所のあちこちを回って書類を揃えないといけないのはなぜか」「役所のたらい回しに怒った人がどうしてクレーマー扱いされないといけないのか」「最初にSOSに気づくのはヘルパーなど。でもコーディネートの時間も権限もない」「認定の軽い人ほど手間がかかる」「規格外の人は想定されていない」「ワムネットに乗せたらそれで情報提供したことになるの」など
・第3章高齢者と「自己責任」の関係
 「介護殺人や孤独死に共通して言えるのは地域とのつながりが希薄であったこと、サービスを知らなかったこと」
 「結局事務的、機械的につくられるのではない「社会的ネットワーク」が重要」
<感想>
・役所の窓口に到達できた方について、困った方達はトータルに困っているのに、それを受ける福祉の職員がトータルに受けるという意識がない場合(縦割りで担当しているこの仕事をするだけ)は悲劇的
・もっと悲劇的なのは、役所の窓口にもたどり着けない方々も多いということ
・ここでもソーシャル・キャピタルの重要性が再認識させられる。

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2010年04月26日 | 法律、ルール | こめんと 0件 | とらば 0件 | とっぷ

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