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2月 人間の器量

(著者)福田和也(新潮新書)
<読んだ経緯>
・「あなたの器量はその程度だ」と言われ落ち込んでいたときに、たまたま本屋で横積みになっていたので購入
・著者は、文藝春秋でもよく拝見した著名な評論家で、筆力+新書版で一気に読ませる。
<概要+感想>
・挙げられているそれぞれの方の「器量」は皆なるほどと思わせる。
・ただ、著者は、「なぜ日本人はかくも小粒になったのか」という問題意識から本書を書いており、正直私などは、それぞれの時代に求められるリーダーの姿は異なるので、現代社会のリーダーに、著者が挙げているような種類の「器量」が必要なのか(著者は終章を「今の時代、なぜ器量が必要か」としており、時代が必要としていると考えている)はよくわからない。(一人一人が器量を育てるため努力することは大切なことだと思うが)
・ただ、戦場で死ぬことが無くなったことが私たちの人格形成に大きく影響していることは確かにそのとおりだと思う。
・私などは、どちらかと言うと、ロバート・ライシュが「暴走する資本主義」で鮮やかに描きだしたように、投資家と消費者の力が極大化し市民の力が弱まっている現代社会では、私のような多くの凡人達が(欠点の多い民主主義的方法で)協力して現場から社会を変革していく仕組みを作っていくことの方が時代に求められている感じがする。
・それと、著者が「器量ある人」で挙げている人(目次以外にも20名程度)はすべて男性である。時代的な制約から著者の眼鏡にかぬ方がいなかったのだろうか。残念だ。

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2010年04月25日 | 歴史、哲学 | こめんと 0件 | とらば 0件 | とっぷ

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