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3月 シーシャル・キャピタル:豊かな人間関係と市民活動の好循環を求めて

・平成14年度内閣府委託調査 (委託者)内閣府国民生活局、(受託者)(株)日本総合研究所
<読んだ経緯>
・遅ればせながらソーシャル・キャピタルの重要性に気づき、関連する本を探しているときに発見
・地域力再生などの意義(効果)として、①地域経済に与える効果とともに、②社会連帯が進むなど(最終的には経済的効果に結実するのかもしれないが)地域社会に与える効果などがあるとは感じていたが、②については、何となく定量化などはむずかしいとものと思っていた。しかし、この報告により、「ソーシャル・キャピタル」という文脈の中でこんなに豊かな研究がされていたのかと驚かされた。(知事の講演録などを読むと、当初からこの観点で施策展開がなされていたことがわかり、無知が恥ずかしかった。)
・本書を読む中でパットナムの重要性がわかり、途中で「孤独なボーリング」も読み始めた。
<Ⅰはじめに>
・ソーシャルキャピタルの意義
・日本でも、ボランティア活動の活発な地域は犯罪発生率が低い、のみならず、失業率が低く、出生率は高い。ソーシャルキャピタルーボランティア等市民活動ー暮らしやすい豊かな社会の好循環
・ソーシャルキャピタル論をめぐるこれまでの動き
 ハニファン→ジェイコブズ→・・→パットナム「哲学する民主主義」「孤独なボーリング」
                      ↑
                    トクヴィル
<Ⅱソーシャルキャピタルという新しい概念>
・パットナム「人々の協調行動を活発にすることによって社会の効率性を高めることのできる「信頼」「規範」「ネットワーク」といった社会規範の特徴
・厚い信頼より薄い信頼
・均衡の取れた互酬性より一般的な互酬性
・垂直的・強いネットワークより水平的・弱いネットワーク
・結合型~と橋渡し型~、構造的~と認知的~
・ソーシャル・キャピタルの測定レベルは、個人~国家間まで幅広い。測定手法は、パットナムの「ソーシャル・キャピタル・インデックス」などあるが、十分確立したていう訳ではない。
<Ⅲ市民活動とソーシャルキャピタルの定量的把握>
・郵送とネットでパットナムの指標に準じた調査(約4000名)を実施し、ソーシャルキャピタルと市民活動に一定の正の相関があると結論づけている。
・府県別指数も算定
・ソーシャルキャピタルの国民生活への改善効果
完全失業率、刑法犯認知件数と逆相関、合計特殊出生率、平均余命と正の相関
・ソーシャルキャピタルの時系列分析
 日本にはソーシャルキャピタル関係のデータ(府県比較できるレベルの)があまりないとのこと(今回は、NHKの全国県民意識調査と総務省の社会生活基本調査を利用)
<Ⅳ市民活動事例からみたソーシャル・キャピタル培養の可能性>
 ①地縁組織によるソーシャル・キャピタルの蓄積があるかどうか、②市民活動が地域コミュニティ志向型かどうか、という観点から、ソーシャル・キャピタル培養の道筋を探り、
<Ⅴソーシャル・キャピタルの培養に向けた市民活動の今後の展開と課題>
で政策的合意を行えるような提案を行っている。

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2010年04月25日 | ソーシャルキャピタル、ガバナンス | こめんと 0件 | とらば 0件 | とっぷ

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