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7月 「激安」のからくり

(著者)金子哲雄(中公新書ラクレ)*10年5月10日発行
<読んだ経緯>
・身近に、想いのこもったものを作っても本当に安くしか売れない人たちがいる、片や、携帯系で短期間に財をなす人たちがいる、でも全体としては生活が苦しくなった人たちが増えている、そんな閉塞感を感じている中で題名に惹かれ購入。著者は「激安は本当に消費者のためになっているのか」という視点から著しており、共感できる内容となっている。
<概要>
・「880円の激安ジーンズの原価554円のうち一番かかったのは生地代277円、残り277円の中に人件費を含む縫製、物流コストが入る」「消費者希望価格から逆算した範囲内にコストを押さえるため、
 ①垂直統合型低価格戦略;生地も自社生産、無駄な生地を出さないためサイズごとの販売数量をシュミレーション、全世界的な空きラインの利用
 ②寄せ集め型低価格戦略
・「100円バーガーは、客寄せのための薄利多売商品。しかし、それでも利益をあげるため、人工衛生で世界中の穀物の生育状況をチェックする宇宙モニター方式の採用」
・取り残される日本「パソコンや携帯電話の世界では、コストダウンをはかるため標準化現象が起きているが、その分野では日本はすでにマイナー(ガラパゴス化)」「しかし、標準化競争で生き残るのはせいぜい1~2社」
・「メーカーがテレビCMをたくさん打つのは、限りある売り場においてもらうため(有名商品は、売り場側にとって消費者にややこしい商品説明をしなくてすみ魅力的)」
・激安のこれから「フェアトレード運動などはありつつも、グローバル経済の中で、激安自体は今後も続く。国産品はなくなる」「日本がとるべき道はダブルスタンダード。成長市場向けには激安商品を生産供給し市場価値を高める。成熟市場向けには高付加価値の商品を生産供給し収益を高めること」「安かろう悪かろうの商品を増やすことは消費者にとってもよくないはず。私たちが賢い消費者になるしかない」
・「激安テロとも言うべき自体も出る中、激安栄えて国滅ぶを本気で心配しないといけない時代」
<感想>
・「暴走する資本主義」で語られていたことと相通じるもの

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2010年07月30日 | 法律、ルール | こめんと 0件 | とらば 0件 | とっぷ

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